ファシリテーションとの出会い
今回は、ファシリテーションとの出会いについて書きたいと思います。
発端は、プロジェクト管理を担う事になったときに遡ります。
プロジェクトマネージャー(PM)はよく聞くと思います。
私もプロジェクトマネージャーとして、計画、進捗管理、リスク管理等々、プロジェクトを予定通り終わらせるため、プロジェクトの状況を可視化してリスクに迅速に対処できるために試行錯誤していました。(EVMで可視化なんかもしました…)
しかし、なかなかメンバーが思うような進捗をあげることができません。
また、遅延しても改善していこうという意欲が見えないなど、思ったような成果を上げることができませんでした。
そもそも、タイトなスケジュールのプロジェクトでしたが(言い訳に聞こえるかもしれませんが・・・)
メンバーも
・そもそも予定通りに終わるわけない
・遅れても仕方がない
などの雰囲気が蔓延しており、私自身も上がらない成果に同じように考えるようになっていました。
いくら、計画を立てて進捗管理をして、実績を分析してリスク回避を考えても、そもそもメンバーの意欲(モチベーション)を上げることができないと意味がないと考え、調べていると「プロジェクトファシリテーション」という単語に出会いました。
このプロジェクトファシリテーションの考え方を知って、今このプロジェクトに一番必要なものと確信を得ました。
ここから、チーム作りの必要を強く感じ「チームビルディング」に興味を持つようになりました。
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※ 今のチームを自己分析して自分たちの立ち位置を理解したうえで、理想的なチームを作るためのテクニックが盛りだくさんの良書だと思います。
さらに掘り下げていくと、チーム作りをするためのテクニックとして
「ファシリテーション」スキルに至ったという流れです。
※さらに掘り下げていって今「U理論」について学習中・・・
プロジェクトマネージャーは、物や機械を相手にするのではなく、
人と向き合っていく仕事なので、「ファシリテーション」のようなスキルを使って、人のモチベーションを最大限にあげて、一人でやる以上の力を引き出していく。
その結果、プロジェクトも予定通り完了するし、プロジェクトメンバーも楽しく仕事ができる。
こんなWinWinな状況に持っていけるスキル。そこに一番魅力を感じました。
その後FAJに入会し、色々刺激的な話をすることができています。
※今後詳しく書くことが出来たら、発信したいと思います。
と、まぁざっくり私と「ファシリテーション」との出会いを書きました。
ファシリテーションスキルは、言うのは簡単ですが、実践するのは難しい奥の深いスキルです。(特に一人で実践していくのは大変)
同じように意志を持つ人と伸ばしあえる環境を作るのが一番大事だなと常々思います。
今後、具体的に実施した事とそこで得たフィードバックを発信出来たら良いなと思っています。